
ベトナム旅行前にお読みいただきたい、現地での注意点や旅行のヒントなどをまとめました
もくじ
ベトナム出入国時の注意点

パスポート残存期間
- ベトナムへの入国は、日本人は45日以内の滞在に限りビザが免除されています
- ただし、ベトナム入国の時点でパスポートの有効期間が6か月以上であることが必須です
新型コロナウイルス関連
ベトナム現地にて
ベトナムでの新型コロナ治療をカバーする海外旅行保険への加入義務があります(規定は補償金額10,000USD以上)。必ずご出発までに海外旅行保険にご加入ください。クレジットカード付帯保険では補償内容が十分ではない場合がありますのでご注意ください
保険加入義務が撤廃されました(2023年7月28日更新)
日本帰国に際し
とくにありません。
ベトナム税関・免税範囲
ベトナムの税関での注意点詳細は、以下の記事をご参考ください。
-
-
ベトナム出入国時の税関申告について
続きを見る
ベトナム現地滞在中の注意点

気候
- 日差しが強いので、帽子やサングラス、日傘など日よけ対策グッズをお持ちください
- ベトナムは南北に長い国で、ハノイとホーチミンでの気候は大きく異なります
- 北部は年間の気温差が激しく、11~4月の朝晩は寒い。1~2月が最も寒く、7~8月が最も暑い。11~12月は降雨量も少なく、過ごしやすい
- 中部は8~1月に降雨量が多く、特に8~9月は猛暑となる。8~11月は台風シーズン
- 南部は平均気温が27度で年間を通して高温。雨季は5~10月で乾季は11~4月。雨季の始まる4~5月が最も暑い
くわしくは、以下でご確認ください。
-
-
ベトナムの気候【ベストシーズンはいつ?】
続きを見る
お手洗い事情
- お手洗いにトイレットペーパーが設置されていない場合があります。ティッシュペーパーやウェットティッシュをお持ちになると便利です
- 水洗トイレの排水機能が古いため、水が流れにくいことがあります。トイレットペーパーを流してしまうと、「詰まり」の原因に
- トイレに備え付けのゴミ箱がある場合、使用済みのトイレットペーパーはゴミ箱に捨ててください
- 街中の公衆トイレはありますが、地域により清潔度が異なります
- スーパーマーケットやコンビニでは、トイレは借りられません
- 街中散策中のお手洗いは、ショッピングセンターやホテルロビーのトイレを借りるのがよいでしょう
お金・両替
お金
- 現地通貨は「ベトナムドン(VND)」です
- 街中でアメリカドルは使えません
- 日本円小額の紙幣(1000円札)を多めに準備、現地で使用の都度ベトナムドンへ両替されることをおすすめします
- 硬貨は使用できません
- ベトナムドンから外貨への再両替もできませんので、両替のし過ぎにご注意ください
くわしくはこちら
-
-
ベトナムの通貨と為替レート
続きを見る
クレジットカード
- スーパーマーケットやコンビニ、デパートや免税店では、クレジットカードでのお支払いが広く利用されています
- クレジットカードはVISAかMASTERがおすすめ。JCB、AMEX、DCなどは使用できないお店が多くあります
流行病
- 日本外務省、在ベトナム日本国大使館・総領事館より、デング熱への注意喚起が発出されています
- ベトナムにおけるデング熱の予防対策は、長袖、長ズボンの着用や虫除け剤(クリーム、 ローションタイプ)のご使用がおすすめです
- とくに水辺や公園への観光の際にはご注意ください。エアゾールスプレータイプの虫除け剤は、航空会社によっては航空機に持ち込めません
食事・水
- 生水は飲めません、飲料水はボトル入りのミネラルウォーターをご利用下さい
- 体調・体質によっては、食べ慣れない食事メニュー・食材でおなかの調子が狂うことがあります。整腸剤や胃薬などの常備薬は必ずご持参ください。ベトナムの薬局で売られている薬は薬効成分が強すぎ、返って体調を崩す場合があります。弊社では、薬をお渡しいたしかねます
- ホテルなどのビュッフェレーンにならぶ生野菜やカットフルーツは、水道水で洗って提供している場合がほとんどです。貝類や刺身など生ものを避け、火が通ったメニューを選ぶのが無難です
- アルコール飲料について、グラスに氷を入れて、冷やしていないビールやワインを注いで飲む習慣があります。アルコール飲料やソフトドリンク等、日本ほど冷えた状態でのご提供ではない場合がよくあります
- 衛生面が不完全なため、屋台での飲食はお避けください
喫煙
- 電子タバコの持ち込み規制はありません(免税の範囲内は200本)
- ベトナムは比較的喫煙に対し寛容ですが、街中での喫煙は禁止されています。歩きタバコ、灰皿が設置されていない場所での喫煙、禁煙区域での喫煙は、処罰の対象になります
- ホテルにおいて、禁煙ルーム・禁煙フロア・禁煙エリアでの喫煙は、清掃料金が請求されます
ホテル
- ベトナムではバスタブにお湯をためる習慣はありません。そのため、宿泊者が同じタイミングでシャワールームを利用すると、水温や水圧が下がる場合があります。利用時間をずらすなどの工夫が必要です
- 国際電話は、先方につながらなくても回線使用料として料金が発生します
- ホテル滞在中の外出時において、貴重品類(現金・クレジットカード、パスポートなど)をスーツケースの中に保管しないでください
交通
- ベトナムの交通規則は、日本とは逆で右側通行です
- バイクが多く、横断歩道や歩道であっても、歩行者を避け、優先してくれることはありません。道路横断のコツは、決して走らずゆっくりと、そして複数人で渡ると比較的スムーズです
- ベトナムの運転マナーはよくありません。対向車や歩行者に注意を促すクラクションを頻繁に鳴らし、バイクや自転車の運転手が巻き込み防止を知らせるために車体を叩く習慣があります。弊社ドライバーは安全を第一に運転しておりますので、現地事情をご理解ください
- ツアー運行中に抜き打ちの検問・検査が頻繁に行われています。免許証や車両証確認に時間を要することがあります
- ホテル周辺や観光地では、バイクタクシーやシクロ(三輪車)の勧誘がよくありますが、個人でのご利用はおすすめしません
- タクシーを利用する際は、メーターの稼働・料金表示のケタ数に注意しご確認ください。実際の料金にケタを増やして請求するドライバーがいます。タクシー会社は「Mai Linh社」「Vinasun社」が比較的安心ですが、ドライバーにより個人差があります。両社の偽物にもご注意ください


治安
- スリやひったくり(特に2人乗りバイクによるもの)、置き引きや施錠済みの荷物から盗難被害に遭うケースが報告されています。貴重品の管理にはくれぐれもご注意ください
- スリに遭わないよう、ショルダーバックはたすき掛けで開け口を腹部側にして持ちます。背中側に回らないよう、常に前側にあることをご確認ください。ま た、ズボンの後ろポケットには財布や現金を入れないでください
観光
- 博物館および観光施設について、天候や政府案件など現地事情により突然休館となる場合があります。このような場合、代案としてほかの観光場所へご案内いたします
買い物
- ベトナムにおける宝石類の鑑定基準は日本とは異なります。ベトナムにおいては鑑定書付きの本物でも、日本での鑑定基準では偽物とされることがあります
- お買い物は必ず商品をご自身の手に取り、実物をよく確かめ、お客様ご自身の責任の下でお買い求めください
- レシート・領収書を必ず受け取り、お釣りも必ずその場でお確かめください
- 持ち出し許可書面のない骨董品とみなされるもの、香木、武器またはその類似品は出国時に没収されます
- ワシントン条約で禁止されている象牙、持ち出し証明書のないワニ皮製品、ブランドコピー製品、果物、植物などは日本への持ち込みが禁止されています
- ヌォックマム(ベトナム魚醤)の機内預けや機内持ち込みは容器が破損する恐れがあるので禁止されています
ベトナムでの免税手続きについて、くわしくはこちら
-
-
ベトナムでの免税手続き
続きを見る
ご帰国時の空港での注意点

受託手荷物
各航空会社やご利用の座席クラスにより受託手荷物の範囲が異なります。くわしくは各航空会社公式サイトでご確認ください。
空港到着時間
- 出国後の手荷物検査やセキュリティーチェックが厳しく、時間がかかります
- 日本へのご帰国便に空港送迎に際し、空港への到着が早く時間が余る場合がございますが、予めご了承ください
チェックイン
- ベトナムの空港において現地係員が空港内に立ち入れない為、航空便の搭乗手続きはお客様ご自身で行います
持ち込み液体物
ベトナム国際線
- ベトナム国際線では、密封して完全に閉じられるビニール袋に入れた、100mlまでの容器に入っている液体、エアロゾル、ジェル(個人用トイレタリー、香水、ヘアスプレー、エアロゾールなど)を機内に持ち込めます
ベトナム国内線
- ベトナム国内線では、持ち込み液体物の容積制限はありません。ヌクマム、魚醤などニオイが強い液体物は持ち込み不可
ベトナム航空公式サイト|液体、エアロゾール、ジェル類について
日本の免税範囲
- 日本の免税範囲についての詳細は、以下リンクをご確認ください
さいごに

ベトナムを旅行する上での注意点をまとめました。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください