ベトナム入国時に出入国カードは必要ありませんが、持ち込み申告が必要なもの・持ち込みが禁止されているものが定められています。
この記事では、
- ベトナム入国時の免税範囲
- ベトナム入国時に申請が必要なもの
- 持ち込みや持ち出しが禁止されているもの
をお知らせします。
ベトナム入国時の免税範囲
ベトナムへの持ち込み免税範囲は次のとおり。
現金
現金・トラベラーズチェックの合計が5,000USD以内。または5,000USD相当の外貨。
以上の外貨とは別に、
ベトナム現地通貨(ベトナムドン/VND)1,500万VNDまで。
たばこ・葉巻
たばこ200本、
または葉巻20本、
またはきざみたばこ250グラムまで。
ガイドブックや在日ベトナム大使館HPに「たばこの免税範囲は400本」と記載がありますが、現在のたばこの免税範囲は200本までです
アルコール(酒)類
20度以上のアルコール類1.5リットル、
または20度未満のアルコール類2リットル、
またはビール3リットルまで。
香水
個人で使用する量
金
金(装飾品を含む)合計300グラムまで
電子機器
新品で1,000万VND(およそ5万円)相当を越える電子機器(デジタルカメラ、ビデオカメラ、パソコンなど)
※ベトナム現地撮影機材類は、渡航(出発)前に持ち込み申請が必要です。別途お問い合わせください。
税関申告すべきもの(課税対象物)がある場合
以上に挙げた品目を免税範囲以上に持ち込みされる場合には、入国後の税関にて申告が必要です。
課税対象となるものを持っている場合は赤のゲートへ進み、※「入出国カード兼税関・検疫申告書」に記入の上、申告します。
※「入出国カード兼税関・検疫申告書」に記入の上は税関にて入手、その場で記入し申告します。機内での配布はありません。
黄色印の赤い看板のあるところが税関(+検疫)
持ち込み・持ち出しが禁止されているもの
ベトナムへの持ち込み・持ち出しが禁止されているものは次のとおりです。
- 武器
- 弾薬
- 爆発物
- 骨董品
- 麻薬
- ベトナム人のモラルに悪影響を及ぼすおそれのある出版物、写真、ビデオ等
日本のコンビニや本屋さんで売られている週刊誌でさえ、場合によっては罰則の対象になります。
※税関では申告すべきものがなくても、すべての荷物をエックス線を通しますので、かなり細かいところまでチェックされます。
水着やグラビア写真もNGです
※ 場合によってはエックス線に通さないこともあり
さいごに
ベトナム出入国時の税関申告についてお知らせしました。
ベトナムでの税関検査はかなり厳格に行われますので、くれぐれもご注意ください。