ベトナム出入国は通常通り行われ、特別な対策は行われていません。外国人旅行者がベトナム旅行に必要なのは、新型コロナウィルスをカバーする保険（補償額1万USD以上）へ加入の上での入国です。なお、保険加入の確認はありません（2023年4月21日現在） → 保険加入義務が撤廃されました（2023年7月28日更新）
2023年4月に入ってからベトナムでは新型コロナウィルスの感染が拡大しており、ベトナム保健省は予防対策を促しています。
具体的な感染者数について、4月に入りベトナム全国の1日の平均感染者数は90人で、前月週の3.8倍に急増。
入院件数も増加傾向にあり、1日平均1～2名の重症患者が確認されています。
ホーチミン市内の国立高校では、クラス内の約30％が感染し、急遽オンライン授業に切り替わるケースも出てきています。
これを受けベトナム保健省は、ワクチン接種や情報周知の強化するよう新型コロナウィルス対策を強化するよう促しています。
現在ベトナム保健省からの新型コロナウィルス対策に関する通達は、2022年9月より変わらず「2Kの順守」です
2Kとは？
- 公共の場でのマスク着用
- 手指の消毒（手洗い）
くわしくはこちらの記事で説明しています
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NEWS｜5Kから2Kへ、新型コロナウィルス感染防止対策アップデート
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感染疑いがあった場合の対応のまとめ
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保護中: ベトナムで新型コロナウイルスPCR検査で陽性になった場合の現地旅行会社の対応
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WHOからの発表
（2023年5月10日）
世界保健機関（WHO）は、COVID-19について「公衆衛生上の緊急事態の宣言を終了」と発表。
一方、引き続きの対応を各国に呼び掛けています。
WHOによる緊急事態宣言の終了を受け、WHOベトナム事務所は、COVID-19に関する流行の予防と制御について7つの勧告を行っています。
WHOベトナム事務所による7つの勧告は次のとおり。
- COVID-19に対する医療システム対応能力の維持
- 国家予防接種プログラム、生涯予防接種プログラムにCOVID-19ワクチン接種を導入
- 呼吸器疾患を監視し、WHOへの報告を継続すること
- ワクチン、診療能力とサプライチェーンを常に確保すること
- 感染対策や流行状況に関する情報周知を継続すること
- 状況に沿って適応する可能性がある、新規の制限を想定した感染予防対策シナリオを準備すること
- ワクチンの改善・後遺症の研究
